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Students' Report

Voice of International Students

 

Monthly report from Kanako (2015.3)

Sorry for Japanese only m(_ _)m


学習面の状況報告


 

 金曜日以外は授業は午前中のみで、午後は選択授業を取らなければ時間が空く(習慣用語とHSKの授業を選択した)。授業の内容は、口語、精読、閲読、リスニング、作文で、クラスは初級1・2、中級1・2、高級1・2と分かれている。私は高級1を選択した。最初は難しいかと気構えたが、受けてみると授業の内容はそんなに難しくなかった。ただ初めは、先生の話していることを聞きとるのが大変だった。しかし2週間ほど経ち、だいたい何を言っているのか理解できるようになった。ただリスニングのCD音声はどういうわけか聞き取りづらく、リスニングの授業は苦労しているので、自主勉強がもう少し必要かと思う。クラスメイトには、日本語を解する人はおらず(日本育ちの中国人学生が一人いるが)、中国語を使わざる負えないため、かえってとてもよい学習環境だと思う。自分の勉強の弱点は、やはり聞き取り能力と語彙が少ないことだと思うので、今後そこを自主的に補いたい。中国人の友人にいろいろと質問をしたり連絡を取り合ったり、または商店の人や事務員の人と会話することで、授業以外にも学習するチャンスがたくさんあると思う。自分の発音についても、日本では先生も言ってくれなかったようなちょっとした違いを中国人の友人に指摘してもらえたし、日本ではきっと知る機会もないような単語(食べ物の名前や習慣的な言い方)を学ぶことができるので、やはり実際に留学に来て良かったと思う。日本人なので、漢字の読み方さえ分かれば簡単に単語を覚えられ、語彙を増やしやすいのがありがたい。話すスピードはだんだんと速くなっている。授業がない時間は、主に予習と宿題にあてている。なかなか復習の時間が取れないので、もう少し慣れたら復習にも力を入れたい。日本で3年間中国語を勉強してきた分、自分の中国語がある程度使える物であり、だからこそ上達のスピードがとても速く感じる。昨年や一昨年でなく、今来たことにとても意味があると思った。

 


生活面での状況報告


 

周りには、韓国人、ロシア人、アルゼンチン人、キルギス人、イエメン人、アラブ人など、本当にたくさんの国籍の留学生がいる。国籍を尋ねなくても、髪の金髪の人、肌の黒い人、目の青い人、あげればきりがない。しかし面白いのは、何人と何人であっても中国語で会話するところである。よくよく考えてみれば日本人とアルゼンチン人が中国語で会話する機会なんて日本では絶対に得られない。友人はアルゼンチン人と韓国人、中国人が多い。昼ごはんによくみんなで行く。インターネットのワイファイの接続の仕方が分からなかったとき、近くの部屋のイエメン人の友人が手伝ってくれた。彼はコンピュータ関係が専門なので、朝飯前だそうだ。私がこの数日風邪を引いた際、いろんな人が心配してくれ、「薬や食事を持っていこう」と言ってくれた。また、他国の留学生の英語能力にも驚く。彼らの中には、母語と同じレベルで英語をしゃべる者もいるし、そこまででなくとも、日常会話には困らないレベルの英語能力を持っている。発音も良い。中高と英語を学んできたにも関わらず自分は英語がちっとも出てこず、他国の英語教育のレベルの高さを感じた。今までの私が知っていた外国というのは本当にごくごく一部に過ぎなかったことが分かった。世界にはこんなにたくさんの国があるのに、アメリカ、ドイツ、フランス、韓国、カナダ、といった有名な国名しか分からず、「どこの国?」と聞いて「キルギス」と言われても、いったい地図上のどのあたりの国で、どういう特徴があるのかちっとも出てこない自分の知識のなさが恥ずかしかった。同時に、色んな国籍の人と接する中で、自分は今まで、国籍に関係なく人に接していたつもりだったのに、知らず知らずのうちに「日本は世界トップレベルの先進国で、他の国より優れている」という意識を持っていたのだと分かった。無自覚だった分、自分の傲慢さに気付いてショックだった。実際は、イエメン人のほうが私よりコンピュータに詳しいし、ベトナム人の友人は英語がペラペラだし、アルゼンチン人の友人は医者だし、私は何を勘違いしていたのだろうと一人で深く反省した。しかし、日本の文化(特にアニメ文化と日本製品の質の高さ)を知っていて褒めてくれる人も多く、日本と言う国の良さも再発見出来た。実際にこうして外国にきたり、外国の人と友人になると、自分の意識や考え方も大きく影響される。「絶対的だ」と思い込んでいたことが、実はとても曖昧だったり間違っていたりする。それを学んでいくことは共通善に通じると思う。韓国人が食後、皆(男性も)がいる前で堂々と化粧を直し始めるのは、初めは衝撃的だったが(口紅ならまだしも、ファンデーションまで直す人は日本にはそうそういない)、今では「これは韓国ではそんなにおかしいことでもないのだろうか?」と考えるようになった。今度韓国人の友人に聞いてみる予定である(これについて中国人は「そういう人は多くないけど、どうしてそれが日本ではマナー違反なの?」と言っていた)。化粧と言えば、中国では「大学生は学生であり、学生の間は化粧はすべきでない」という考え方も一般的なのだと分かった。日中韓、ちょっとしたことでもここまで考え方が違う。まずはお互いを正しくしり、差異についても「違うから悪い」ではなく「ただ考え方が違うだけで他意はない」と理解し歩み寄ることは、共通善を考えるうえでとても大切だと思う。長春は、中国人の友人によれば「中国では下から数えたほうがいいレベルの都市」らしいが、実際のところとても住みやすくいい場所だと思う。寒いのは寒いが、3月も下旬になると分厚いコートは手放せる。いったいどんな場所なのかと来る前はおびえていたが、トイレとお風呂以外については日本と比べてそんなに言うほど大差はない。もう中国を訪れるのも4回目であり、たいしたカルチャーショックはなく、屋台のイカ焼きを食べながら歩いていたら、中国人の事務員の方に「もうすっかりなじんでるね!」と笑われた。

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