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短期留学プログラム

 

成均館大学校交流プログラムに参加して

 今回大学の夏季休暇を利用して8月6日から8月24日まで大韓民国は成均館大学で行われた成均館大学校交流プログラムに参加した。目的としては、日本では経験できない現地の学生との交流や、3年間大学で学んできた韓国語にどっぷりと浸かって語学を学ぶためであった。普段から留学生支援ボランティアを通して韓国人の学生と多く交流する機会があったが、改めて大韓民国という国はどういった文化をもっているのかを知ることでボランティア活動にも活かせるとも考えている。

 また最終学年での参加者は私一人であったということで、12人の後輩をまとめるリーダーを務めた。もともとリーダーという経験はこれまでしたことがなかったため、この研修を通して責任感や後輩をひっぱる力も身につけることができる大変有意義な三週間になることを期待して研修に臨んだ。

 研修の二日目からは、さっそくテストを受けて各々クラスにわかれたわけだが、ロシアやエジプト、ヨーロッパ諸国にいたるまで参加している学生は非常に多様であった。これには大変驚きを覚え彼らとはどういった交流ができるのか考えると胸が躍った。実際の私が通うことになったクラスは日本人だけでなく、中国、エジプト、アメリカの学生とともに三週間ともに勉強することになった。実際語学院の授業が始まるとすべて韓国語のみを使用して行われ日本語で授業を受けるよりより一層集中して先生の話を理解することに努めた。そして日本語で韓国語の文法や単語に関する説明を受けることと、韓国語で韓国語自体の文法や単語の説明を受けることの違いに大変おどろいた。なぜなら日本語では説明しづらいであろう、韓国語の微妙なニュアンスや感覚を先生自身の言葉で表現して私たちに伝えてきてくださったからである。言葉を習う時にたとえば英語でも和英・英和辞典ではなく英英辞典を使うとより効果が期待できるというが、この研修での授業ではより一層同じことがいえるようである。

 さらに授業内容に討論が含まれていたため、大韓民国の文化や考え方について学べただけでなく、それぞれの文化圏の生徒の意見をも聞くことができた。それぞれの意見を通して、日本人のもつ国民性や文化についても多角的に見ることができたと実感している。また日本人がクラスに10名程度いたが、それぞれもお互いに切磋琢磨しようと授業中はもとより、休み時間のちょっとした会話も韓国語で会話するようになり、大変恵まれた環境で三週間韓国語に浸りながら勉学にはげむことができた。

 次に成均館大学のキャンパスアジアをコーディネイトしてくださった先生による講演会について述べようと思う。先生自身日本に長期間留学した経験をお持ちで、外国で語学や文化を学ぶことの大切さをご自身の経験に照らし合わせながらお話くださった。その中で一番印象に残ったことが日本と大韓民国の関係であった。2002年のワールドカップや韓国ドラマのおかげでお互いの文化の行き来がかなり活性化された点において、「政府が何度試みてもできないであろうことを、ペ・ヨンジュン氏をはじめ民間人の浸透しやすい人物たちが一瞬でその垣根をとびこえて果たしてしまった。他国との国際交流、外交に関しても同様のことがいえると思う。」という先生のお話に大変感銘を受けた。確かに国と国との交わりに関しては政府より民間レベルで流行やテレビドラマを通した交わりのほうが国民も主体的に参加できる。ここ10年ほどの日韓関係の変化について深く考えるきっかけにもなり大変有意義な講演会であった。

 以上の3週間の研修を通して、多くの大韓民国の文化や韓国語にどっぷりとつかって語学学習に取り組むことができた。日本にいるだけでは学べないことが実際自分の足を使って耳で聞いて目で見て学べるという点に海外で研修に参加する醍醐味があるのだと実感している。またリーダーとしても時には後輩に助けてもらう場面もありながら三週間やりとおすことができた。これを通して常に周りに気をくばりながら、ことを進めていくことの大変さとやりがいを学ぶことができた。こういった機会に恵まれることができお世話になった先生方や友人、後輩たちに大変感謝している。

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