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交換留学プログラム

 

留学生活の感想

 去年十月四日の夜日本に着いた時のことはまだはっきりと目の前に浮かぶが、半年間の留学生活はもうすぐ終わる。今回の留学によって、これまで本やインターネットで見た日本、理解した日本文化をやっとこの身をもって感じることになる。この半年の留学生活を振り返ると、自分が多くの面で勉強になり、成長するようになったと思う。

 まずは今まで学んだ日本語と日本文学の研究方法を見直すことだ。日本に来て、日本人と本当に接しているうちに、自分が学んだ日本語を場合によって適当に使うのは難しいだと思う。どんな場合でどんな言葉を使うかちゃんと見分ける必要があると実感している。また、日本人の若者の対話を聞くあるいはテレビを見ると、日本語が変わっていることが分かる。たとえば、新しい言葉の出現、略語の使い、単語の使い方や意味の変化、外来語の大量使用、いろいろがある。それに対し、私の日本語は論文を書くのに大丈夫だが、話すとちょっと硬く古く感じられる。論文を書くための言葉をいっぱい覚えたが、生活に必要で簡単な日本語をうまく生かすことができない。これらの問題を発見し、これから日本語を勉強するのにどう努力すればいいかちょっと心当たりがあるようになった。それと同時に、日本文学の授業を通じて、私は日本人の研究方法を分かるようになった。中国人の日本文学研究はテクストの詳しい分析に注目し、テクストや作者の生い立ちから根拠を出すのに対し、日本人の文学研究はもっとリアルな根拠を重視し、よく新聞の記事から根拠を出すのである。もしこの二つの傾向を融合させ、テクストとリアルな記事の両方から論じれば、もっと説得力があるのではないかと思う。私はこれから自分の研究にこの方法を実践したい。

 次に、日本の歴史や文化への理解が深まった。私はずっと前から日本の伝統的な文化に興味を持ち、よくインターネットで日本の時代劇を見、ずっと京都、奈良へ行きたかった。今度の留学で実現した。京都の清水寺、祇園、銀閣寺、平安神宮、二条城、奈良の春日大社、東大寺などへ行って、当時の文化を凝縮するこれらの建築を見て、少しは日本の古い時代の文化を感じるようになった。新年の時、広島の宮島の厳島神社にも行った。そこで祈願をする人は非常に多い。寺と神社は日本の観光地に一番大きな割合を占めるのだ。そこから宗教が日本人への影響がよく見られる。しかし、日本人は本当に神様を信じるから拝むのかと私は疑問を抱く。なぜかというと、日本人が拝む神様は不定であるから。寺にも行くし、神社にも行く。もし祈願に行く人に「今拝む神はどの神か、本当に信じるか」と聞いたら、本当に答えられる人が少ないだろう。したがって、日本人の生活から宗教的なものがよく見られるが、本当に宗教を信じる日本人は多くないだと私は思う。そのほか、私にとって、ちょっと残念だと思うのは茶道、花道、歌舞伎など私がずっと憧れている伝統的な芸術を体験したことがないのだ。

 日本で半年間生活すると、日常生活のいろいろな面からも日本や日本人をもっと理解するようになった。日本人は環境を大切にし、空間と資源を最大限に利用する。他人と付き合う時、礼儀を重視し、お互いに一定の距離を保ち、相手の私的生活に深入りしない。たぶんそのために、日本人はほとんどやさしく見え、過激な言葉や行動をする人は少ない。また、日本人は目や体での交流が少ない。授業の時、全然学生を見ない先生もいるし、ずっと頭を下げるままに発表する学生もいる。女の友達同士でも、一緒に遊ぶ時、体での接触が少なく、手を繋ぐことや腕を組むことはほとんどしない。西欧人や中国人に比べて、日本人はちょっと内的な民族だと思う。

 また、この留学生活によって自分の視野が広げられる感じがある。特に何回のまちなかキャンパスに参加し、日本人と韓国人の学生たちと一緒に人材や環境などの話題を討論することによって、私の目は中国や自分の専門だけに拘るのではなく、もっと広い世界と広い領域に向かっていくようになった。このまちなかキャンパスによって、みんな一緒に交流し、個人として、留学生として、国際交流をどう進めるか私も少し分かるようになった。どの国の人にとっても、心から心への伝えが一番重要だと思う。キャンパスアジアの共通善の精神とは、親切と善意の伝えのではないかと思う。

 実は今度の留学生活自身は私にとって一つの試練だ。日本に来る前、私は一人で生活したことがなく、料理を作ったこともほとんどなかった。学校にいた時、毎日ルームメートと一緒で、食事も食堂で食べる。家に戻ると、母が料理を作ってくれる。日本に留学に来て、一人で住み、自分で買い物し、料理を作り、毎日の生活は自分でちゃんと計画を立てなければならない。この留学のおかげで、今の私は来る前より自立力と計画性を持つようになった。

 以上は私がこの留学生活によって感じたことをいろいろな面から語った。この半年間は私にとって非常に大切な体験だ。キャンパスアジアの留学生として、これから私はこの大切な体験を身の周りの人々に伝えるのに頑張り、彼らの心に少しだけの変化を起こさせていただければ幸いだと思う。

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