学習レポート

Students' Report

Home  >  学習レポート  >  交換留学プログラム  >  キャンパス・アジアプログラム後記

Students' Report 学習レポート

交換留学プログラム

 

キャンパス・アジアプログラム後記

 2012日韓中キャンパス・アジア奨学生と選ばれ岡山大学に派遣されるように決まったことは平成24年1月半ば頃、キャンパス・アジアの募集の公知を見て留学を決め申込みをしてから1ヶ月も経っていないごろであった。3年の後期を終了し、今までずっと迷ってた学部の交換留学を諦め、できる限り急いで卒業し日本へを修士留学を準備するつもりであった私に、キャンパス・アジア社業はそれまで断念していた交換留学生への夢にまた火をつけたきっかけとなった。東アジア古典学という学問に漠然とした考えだけ持っていた私に、“東アジア懸案問題の解決能力増進を図るための次世代の核心人材養成プログラム”というキャンパス・アジアプログラムのスローガンは、東アジア歴史・文化共同体の形成に役に立ちたいというあまりにも曖昧だった私の研究テーマにも関わることがあったためとても魅力的に見えた。社業の具体的な内容はまだ知らないまま、これから始まる社業の1期となることに対して少し不安も感じながらキャンパス・アジア社業に志願して、合格の発表が出た以後、約2ヶ月の時間があっという間に過ぎて、気がついたらもう岡山空港についていた。

 留学生活を始まった以来、周りから一番よく聞かれた質問は留学のためにはどれだけ言語の勉強をすればいいのかということであった。キャンパス・アジアの面接でも言語のテストがあったし、日本語の質問に日本語で答えることもあった。合格後にも実力を上げるため学校から開設した日本語講座を受けた。このようなことを見ると留学、特にキャンパス・アジアでは言語の能力を重視していることがわかる。留学を行って、そこで学ぶことを完璧に理解することはできないかも知れないけど、ある程度短時間の内に身につけるためにはせめて論文が読めるし、小論文やレポート程度は書けるほどの日本語の実力が必要だと思う。授業もだいたい日本語で、日本人のレベルで行われるため、それほどはわかるようなリスニングの実力も要求される。韓国に比べて直接いうディスカッションの授業は少ないので、キャンパス・アジアプロジェットおよび専門科目の修学が主目的なら実はスピーキングの能力は一番重要でない部分となるかも知れない。しかし日常生活で一番大事なことが自分が思ってることを言葉で表現する能力なのでゆっくりでも話せるようにならないと困る。客観的な数値でいうと、JLPT1級ぐらいのリスニングで、日本語の小説を時間が掛かるけど読めるほどのリーディング、そして読んだ後に観想を短い文章だけどA41枚ぐらいで書けるようなライティングとなるかな。しかしこの数値はあくまで行ってからすぐ授業に入ってもあまり問題がない程度で、韓国人に日本語はとても習いやすい言語のため、あるほど日本語を勉強した経験があれば、時間は掛かるかもしれないけど1年勉強して韓国に帰るときは日本の大学の授業を受けられるような実力になっているはずである。しかしそれほどの実力になるまでのロスタイムがあるため、言語ではなく専門の勉強が目的なら前にちゃんと日本語の勉強をして行く方が良いと思う。

 しかし留学生活はただの学問的は修学や言語能力の向上のみが全てだとはいえない。海外での生活で自らの国際的な感覚やヴィジョンを広げられるというそれ以外のメリットも存在する。キャンパス・アジアプログラムのスローガンとその内容に初めからすべて共感し、言語や専攻が全て相応しいな最初から完成している人材で始まることも良いけどそれは皆ができることでもないし、それより外国での体験を通じてその国を理解し、試行錯誤を重ねながら言語の実力を増え、将来東アジア共同体の形成に必要なリーダーシップを持つ人材と成長することのプログラムの一番大事なところではないかと思う。この1年の経験は私に短い間であったが日本という国がどのような国であり、その国の文化や政治、また歴史認識がどのようになっているのか自ら体験することができた、とても大事な時間となった。特に去る2012年に激化した東アジア領土紛争は今まで領土紛争や歴史紛争に対して特に認識していなかった周りの日本人の友達に好奇心を呼び出して、とても敏感な問題であるため普段はあまり言えなかった領土や歴史紛争に対する熱い議論もできるようになった。また現地で直接に学ぶ日本の政治や東アジアの古代史、明治憲法、アジア主義に対する認識などの授業で、遠い韓国からただ文字だけで‘読んだ’日本人の認識というものとはまた違う、自ら体験して‘解かった’知識を身につけるようになった。そういう意味からみるとキャンパス・アジアプログラムはそのきっかけを提供したいい機会となったともいえる。そして寄宿舎および月8万円という奨学金の支給で留学の経済的な負担を減らして修学に専念する心理的な環境を作るようになった。

 日本に来てから1年間、色々な場所で色々な国籍や性別、年齢、仕事、立場の人々とであった。その中ではただ日本に住んでいる人、日本人の考えを持っている‘日本人’だけではなく、日本を旅している外国人や長い時間住んで半分は日本人のようになったかも知れないけどそれでも半分は自分が韓国人であることを忘れずに生きている在日韓国人もいるし、学校で出会った人のようにいつも韓国によい印象をもっている人だけでもなかった。その人たちと話したことも韓国と日本の文化の差、韓流、韓国の料理や芸能人などの軽い話から、日韓関係や韓国の若者の日本に対する認識、領土紛争、北朝鮮の問題まで色々な重い話まであった。であった人たちは皆「韓国人の立場から見た日本」に対して知りたがったし、これからの日韓関係がどのようになって欲しいか自分なりの意見を持っていたので、それに対して話しながら私自身の考えを改めて立て直すようになった。

 これからキャンパス・アジアプログラムに参加する人たちには何よりも自分が得たこのキャンパス・アジア奨学生という機会がどれだけ大事なことか、自分がもらった金と時間を一番効率的に使える方法は何かに対してよく考えて欲しい。自分が日本・中国・韓国に行く目的は何か深く考えた上、それを叶うために充実に半年または1年という時間を使って欲しい。あまりにも少なくない金と短くない時間を持ってもっと色んなことを経験し色んな人と出会って色んなことを考えて欲しい。韓国にはこういう言葉がある。時間があるときにはお金がない、お金があるときには時間がない。しかし今の我々には時間とお金そして何でもできる熱情も持っているじゃないか

全ての交換留学プログラムへ  全ての学習レポートへ

このページの最上部へ