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情(정)

 みなさん、こんにちは。教育学部2回生の藤村香奈枝です。今日私がお話ししたいことは、韓国留学を通して感じた人と人とのつながりについてです。韓国には「情」という名前がついたお菓子があるのをご存知ですか?これはチョコパイの商品名なのですが、韓国のスーパーでそのお菓子を見たとき、私は、何でお菓子にこんな名前がついているんだろうと驚いたのを覚えています。このレポートのタイトルにもなっている「情(정)」という言葉は、日本語と韓国語で異なった意味合いで使われます。日本語では「情け」のような少しネガティブなイメージが強い一方、韓国語では「人情、やさしさ、思いやり」などといったポジティブなイメージを持っています。それでは、私が韓国での生活で触れた、人の優しさや温かさ、「정」についてお話します。 みなさん、韓国の人に対して、どのようなイメージを持っていますか。もしかしたら、想像だけで、ちょっと気が強いというイメージがある方もいるのではないでしょうか。私も正直、実際に韓国の方と触れるまではそのように思っていました。しかし、この留学を通してそのイメージは変わりました。

 私たちが韓国に行ったばかりの頃は、語学力もなく、分からないことだらけでした。これからの学校の日程を英語で伝えられ、韓国に滞在するために必要な外国人登録証ですら何のことか分からずにいた私たちでしたが、そんな私たちを、自分の時間を割いてまで助けてくれる友達がいました。その友達は自ら、私たちのために英語を日本語に訳し説明してくれ、また、長時間かかる登録手続きにもずっと付き添っていてくれました。その見返りを求めない純粋な優しさに、とても感動しました。周りで支えてくれる人たちがいなかったら、私の韓国での留学生活は成り立っていなかったと思います。一緒に遊んでくれる友達、ごはんに連れていってくれる友達、また、寮のアジョッシやスーパーのアジョッシなど、いつも私たちを笑顔で出迎えてくれる人たちの温かさに包まれていました。私がこの留学を通して得たものは、語学はもちろんのこと、人との出会いだったように感じます。私が出会った韓国人は、情の深い人ばかりでした。そんな人たちのおかげで、私は、とても充実し、恵まれた留学生活を送ることができたと実感しています。そして、その出会いをずっと大切にしていきたいと思います。

 私は、どこの国の人であれ、一概にその国の人の性質を述べることはできないのだと感じました。留学する前と後で、韓国や韓国人に対する私のイメージはがらっと変わりました。国が違っても、やっぱり人は人なので、通ずるものがあります。それは、実際に触れ合ってみなければ分からないものなのです。私は、この留学での出会いや経験を大切に、これからさらに韓国と深く関わり、理解を深めていきたいと思います。

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