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2014中韓ワークショップレポート

 7泊8日の中国・韓国への留学体験ワークショップを終えて、このような貴重な体験を提供してくださったキャンパスアジアの事務局のみなさん、添乗員の岡島さん、現地でのガイドさん、中韓の学生さんや関係者のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 この8日間を終えて私が最も強く感じているのは、古くから交流を続けてきた中国・韓国にもっと関心を向けて日中韓共の通善のために相互理解を深めていくことだ。私は将来英語を使い国際的に働ける職に就きたいと思っている。また、トルコとのハーフであるため、幼い頃からヨーロッパに行く経験が多く、西洋の文化にとても興味があった。逆に、長年住んでいる日本の身近な国である中韓の知識はほとんどなかった。しかし、このワークショップを終え、将来国際的に働くには自分の周りの国についてよく知る必要があるなと気づいた。“知る”といっても、多種多様な方法があると思うので、私はワークショップでの経験を活かして、共通善を意識しながら知ろうと思う。そのために私が取り組んでいこうと思っていることは、日中韓の歴史を様々な角度からとらえることだ。中韓は日本に占領されたということもあり、大戦時代の日本の仕打ちを今でも重くとらえている。一方、日本は二国に比べると当時の出来事を軽くとらえていると思う。そのギャップが現代の日中韓の関係が芳しくない理由の一つだと思う。私は歴史が好きで、また文学部であるため歴史を知ることに比較的取り組みやすい状況にあると思う。歴史の教科書では、「ある戦いがあり、どこの国が勝った。」のように単調に書かれることが多い。だが、この戦いにより両国にはどのような被害がもたらされ、社会への影響はどうだったかなど詳しく知ろうと努力をしたい。そして、機会があれば友人や留学生とそのことについて少しでもはなしが出来ればいいなと思う。未来の世界を担っていく私たちは、今は小さなことしかできないかもしれないが、そういった小さなことは将来役に立つことにきっとつながると思う。

 では、ここからはワークショップの間に感じたことを書こうと思う。

 社会のことを何も知らない私は企業訪問をとても楽しみにしていた。ユニクロ、イオンのような大企業は日本でさえも訪問する機会なんて滅多に得られないのに、それを異国の地で経験できるなんてすばらしい機会だなとわくわくしていた。私は倉敷のイオンの専門店でアルバイトをしているため、中国のイオンが日本とどういった点で異なるのかに興味があった。日本のイオンはお客様の「安心・安全・快適」をコンセプトに営業している。そのため、賞味期限管理や店内の美化は非常に徹底して行われている。しかし、それには多額の費用がかかるため、安さ重視の中国ではどのように採算をとっているのか気になっていた。質問時間で、社長が多店には安さでは勝てないから、衛生面や商品の質の高さをブランドとしてサービス精神を武器に戦っている、と聞いて企業の競争っておもしろいなと思った。また、一昨年のデモの後の営業の立て直しへの取り組みもすごいなと思った。デモ後のお客の激減を戻すためによりよい店づくりを目指しており、デモによりお客が多店に移ってしまったのはイオンにはない何かを多店が持っていたから、自分たちのどこかに非があるからそれを改善していこうという前向きな姿勢に大企業の強さを感じた。“海外では、日本では想像もつかないようなことが日常的に起こる。何事に関してもネガティブではやっていけない。ポジティブに考えよう”という言葉がとても印象に残った。以前、スターバックスの社長の著書で、「基本的に何とかなるという楽観的思考であるべき」と書かれてある本を読んだことがあった。イオンンの社長からポジティブ精神の話を聞いたときにそのことを思いだし、その精神は成功には必要なのだなと思った。

 中国のガイドさんが、ユニクロは高いから、金持ちが着る服と聞いて、日本では安さを武器に営業しているユニクロが海外の地でどうやって企業の競争に勝っているのだろうと疑問に思っていた。ユニクロの工場で趙さんが、中国の方が日本より値段が高いのは会社の経営方針で、消費者のブランド欲を刺激するためと言われて驚く限りだった。消費者の知らない裏側で価格もこのように操作されているのかと知り、おもしろかった。中国の企業訪問では、社会の仕組みを少し知ることができ、本当にためになったと思う。

 韓国で最も印象に残っているのが、日本語を話せる韓国人がとても多かったことだ。市場やスーパー、お店に行った時、そこには必ずと言っていいほど日本語を話せる人がいた。日本人の観光客や買い物客が多いからなのだと思うが、日本や中国ではなかった出来事だった。中国では高級そうな飲食店やブランドのお店に入ったとき、英語も通じなかったので意志疎通に苦労した。日本でも、韓国や中国からの観光客は多いがその国の言語を話せる人をほとんど聞かない。韓国は勉強に非常に力を入れ、大学受験の時には警察がパトカーで送ってくれると聞いていたので、多言語を実際に話すのはとても難しいことなのに営業で日本人客から儲けを得るために多大な努力をしているなと、とても刺激を受けた。

   中国と韓国の学生交流を通して、彼らはとても意識が高いなと感じた。私は、今まで大学進学を目標に勉強に取り組んできた。大学に入った今、将来自分が何をしたいのかも分からず暗中模索する毎日だ。それに引き替え、彼らは自分たちの将来の目標に向けて大学生活を有意義に送っており、着実に駒を進めている。私は焦りを覚え、真剣に自分の将来と向き合わなければいけないと思った。大学進学は当たり前のように考えていた私は彼らが寮住まいで、ずっと図書館にいるといったことに驚きを受け、私も遊んでばかりいないでしっかり勉強しようと反省した。

 最後に、長いようで短かったこの留学体験ワークショップは内容がとても濃く、新しいものを多く得ることができた期間になったと思う。日本でのこれからの生活につながることが多くてとても楽しみだ。またこのような機会があれば積極的に参加して成長の肥料に知っていきたいと思う。そして、将来は何か人と変わったことをして有意義な人生を送りたいなと思う。ありがとうございました。

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