学習レポート

Students' Report

Home  >  学習レポート  >  交換留学プログラム  >  長期留学マンスリーレポート(2015年6月)

Students' Report 学習レポート

交換留学プログラム

 

長期留学マンスリーレポート(2015年6月)

学習面の状況報告

もう韓国に来て4カ月になります。語学堂では期末テストがありました。今回は思うような結果が出せずクラスでは努力賞という結果でしたが、原因を自分で把握できているので次に生かそうと思います。今月を振り返ると、だいぶんこの土地にも慣れてきたと感じると同時に少し疲れも出てきた一か月だったと思います。また語学力だけでなく全体的に自分の力不足を感じ、特に今月行われたキャンパスアジア主催の特別講義では自分の知識不足、勉強不足を痛いほど実感しました。この講義は韓国の大学の先生による日本の近代史研究に関するものでした。講義が終わり質疑応答の時間になったとき司会の先生が日本人の意見を求めて私の名前を呼びましたが、私は突然のことに動揺するばかりで結局何も答えることができませんでした。講義はもちろん韓国語で、その内容が聞き取れなかったというのもあります。また、突然意見を求められて頭が混乱したというのもあります。しかしそれよりも、私が日本について何も知らないということが最大の原因でした。日本にいたときから、例えば韓国人の学生は日本の小説を読んだことがある人が多いのに思えば自分は韓国の小説を一冊も読んだことがないなど、自分が韓国についてその歴史も文化もほとんど知らないんだなというのは折に触れて感じていました。韓国に来てからますますその感は強くなりましたが、今回の講義を聞いて私は日本についてどれほど知っているのだろうと思うようになりました。自分の国だからなんとなく分かっている気にはなっていましたがそれは本当に「なんとなく」で、いざ言葉にして詳しく的確に説明しようとすると何も説明できない自分がとてももどかしく、自分があまりにも無知であることに愕然としました。私にとってはひじょうにショックな出来事でしたが、同時に自分がすべきこともはっきりと見えてきました。私たちは今月末から2カ月間の夏休みに入ります。旅行もたくさんして韓国での生活を満喫したいですが、同じくらい勉強もして9月から良いスタートが切れるよう充実した夏休みにしたいです。

生活面での状況報告

今月の韓国のニュースはMERSの話題でもちきりでした。とはいえ韓国人はわりとのんきに構えていて、街に出てもマスクをしているのは外国人がほとんどです。6月の中旬には街を歩くとマスクをした韓国人をよくみかけるようになりましたが、それも束の間のできごとでした。私たちの生活も、日本の大学の先生を招待しての特別講義が一つ延期になったほかはとくに大きな出来事もありませんでした。ただ、語学堂の中国人のクラスメイトたちによると、中国人はSARSの経験もあるのでMERSに対してもひじょうに警戒しているとのことでした。みな家族もとても心配しているようで、同じクラスの台湾人の女の子は留学を早期に切り上げ期末テスト前に国に帰っていきました。このような事態になると様々な情報が出回りますが、中でも印象に残っているのは授業中のマスクに関する噂です。留学生が授業中にマスクをして講義を受けていると、教授から「授業中にマスクはするな」と注意を受けたというものです。このことを留学生どうしだけで話していた時は「ひどい」「一方的すぎる」「なんで授業中にマスクをしたらだめなの」と、みなそのような教授の発言が理解できませんでしたが、語学堂の先生方と一緒にクラスでごはんを食べた際にこのことを話すと、韓国では授業中にマスクをしてはいけないのだと教えてくださいました。授業中に帽子をかぶってはいけないというのは日本でも同じですが、マスクに関しても授業中に着用するのは無礼な行為にあたるのだそうです。このような非常事態でどこまで礼を求めるかは難しいところですし、また慣れない土地に来てこのような状況に直面した外国人の気持ちも汲んでほしいとも思います。しかし私たちは私たちで、その教授の一言から様々な憶測をして一方的だと決めつけたことをひじょうに反省しました。お互い異なる文化のもとで育っているため「暗黙の了解」はほとんど成立しないし、また一つ理解できないことがあったからといってすぐに行為を批判するのではなく、どうしてそうなのかを考えてみると納得できることもたくさんあります。無用な誤解を生まないためには、やはりきちんと説明し相手の言葉にも耳を傾ける姿勢と対話が欠かせないと思うと同時に、そのためには語学ももっと頑張って習得しなければならないなと感じました。

全ての交換留学プログラムへ  全ての学習レポートへ

このページの最上部へ